私は小さいころから、二の腕にニキビらしきブツブツが出ています。
実は娘の二の腕にもブツブツがあり、ノースリーブやキャミソールを着たいけど、ブツブツが気になっている様子。
この二の腕ブツブツは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」というのだそう。
毛孔性苔癬は、女性に多い症状なんだとか。
小学校高学年から思春期にかけて毛孔性苔癬を発症することが多いんだそう。
しかし、20代から少しずつ毛孔性苔癬が減り始めて、30代になると自然に毛孔性苔癬が落ち着いていくんだそう。
毛孔性苔癬は遺伝が原因とも言われているんだそう。
ブツブツの見た目がサメの皮に似ていることから、「サメ肌」とも言われることがあります。
良質疾患なので接触などで感染する心配はないんだそう。
しかし、人によっては、毛孔性苔癬が肌の広範囲に見られたり、かゆみを伴うこともあるのだそう。
毛穴の隆起がブツブツと目立つので、気にしている女性は多いそうです。
毛孔性苔癬は、二の腕の他にも、太ももや背中にもできるとのこと。
二の腕のブツブツは、毛穴に詰まった角栓が原因なんだとか。
毛穴の内側に古い角質がたまって、皮膚の表面が盛り上がるとのこと。
毛孔性苔癬のやってはいけない対処法は、「肌を擦ること」と「潰して中身を出すこと」。
毛孔性苔癬を擦ったり潰したりすると、肌に色素沈着して跡が残る場合があるんですって。
毛孔性苔癬を軽減するには、保湿することが有効なんだそう。
病院による処方では、角質を柔らかくする効果のあるサリチル酸や尿素が配合されたクリームが処方されるのとこと。
サリチル酸には、「殺菌防腐作用」と「角質溶解作用」があるとのこと。
つまり、「肌の雑菌の繁殖を防いでくれる効果」と「古くなった角質を溶かす効果」があるんだそう。
尿素には「角質溶解作用」があり、古い角質を取り除いて肌を柔らかくする効果があるとのこと。
角質はケラチンというタンパク質で作られています。
尿素には、タンパク質の構造の一部破壊する効果があるんですって。
尿素は古い角質を取り除く作用があるので、軽いピーリング効果があるとも言えます。
しかし、ピーリングを続けると、肌のターンオーバーをどんどん早めてることになります。
毎日ピーリングを続けるのは、肌に負担がかかるとのこと。
尿素をぬり続けると古い角質だけではなく、若い角質も取り除いてしまう心配があるんですって。
色々な知識を取り入れて、正しいケアをすることが大切ですね。
思春期真っただ中の娘は病院に行くのが嫌がりますが、やはり病院でもらうクリームが一番なのかしら。